香椎ターミナル支店 プランニンググループ Iさん
2020年11月1日入社 富山高等専門学校射水キャンパス 国際ビジネス学科卒 中途入社
現在の仕事内容
コンテナターミナルで主にオペレーターをしている全コンテナ船の荷役プラン作成業務と、本船荷役対応業務に従事しています。前者はプランニング業務と呼ばれ、積降するコンテナの情報を集めてプランを作成し、降ろしたコンテナをヤード内でどのように蔵置するか、積むコンテナは船のスペースに収まる数か、安全に荷役作業ができるか等を確認しながら段取りし、船会社や本船からの承認を得て進めます。また後者はフォアマン業務と呼ばれる港湾荷役作業の現場での作業全般の指揮・監督業務です。当日プランを急遽変更して作業を行うこともあるので、その可否の確認や安全作業できるようにバラストやロープの調整を依頼して本船コンディションを整えています。そしてトラブルや事故が発生した際にはその対応も行っています。
入社のきっかけ
高専卒業後、港湾関連の会社への入社を契機に地元である富山から博多に来ました。前職では博多港で船舶運航支援という、空港でいう管制官のような海と陸とをつなぐ架け橋のような仕事をしていました。そんな中で博多港運に入社したきっかけは「もっと港の現場に出て仕事をしたい」という想いが強かったからです。同業の会社は他にも受けていましたが、コンテナ船取り扱いのシェアが他社よりもダントツであることや事業の幅広さに惹かれました。あと前職では経験できなかったジョブローテーションができる点も魅力に感じました。
主な一日のスケジュール
07:00 出勤
前日に作成した作業計画や当日の天気、担当する船の動静などを確認します。
08:00 打ち合わせ
船サイドや作業スタッフそれぞれと、立てた計画通りに作業を進めて安全上問題ないかを入念に打ち合わせします。
09:00 1隻目の荷役開始
12:00 お昼休み
13:00 打ち合わせ
13:30 2隻目の荷役開始
1隻目、2隻目共に荷役開始後は作業対応しつつ事務作業も同時に行います
16:00 翌日の荷役準備(作業計画の作成など)
17:00 退社
仕事の大変なところ
仕事のやりがい
本船荷役を担当し、自分が一から作ったプランで誰もケガ無く無事故で終了し船が出港すると、「無事に終わった」と達成感があります。自分のプランで予定より作業のペースが早まると、「作業しやすいプランが作れたのかな」と感じて嬉しいです。そうやって何事もなく終わっても、作業終了後にこうした方がいいという現場の意見が上がって来るので、日々勉強させてもらっており、それがやりがいにも繋がっています。また学生時代に身に付けた語学や前職で得た船の知識も活かせるので、どんな経験も無駄ではないと感じています。
職場の雰囲気
一緒に働きたい人はどんな人?
私のいる部署は縦割りでなくチームで動くので、チームワークを大切にできる人がよいと思います。今はまだ慣れない業務で余裕がなくなってしまうこともあるので、もっと周囲を広く見られるようになりたいと私自身が目指すところでもあります。
今後の目標
入社を考えている方へのメッセージ
挑戦したい!と思ったことを実現できるように全力でサポートしてくれる会社です。私は県外から移住してきた身ですが、福岡らしい人情味あふれた地場の温かさもあります。また物流は生活に密接しているため、エッセンシャルワーカーとしてとても誇れる仕事です。博多港運は特に幅広く手掛けているので、様々な業務を経験できるのも魅力だと思います。